弾き語り用配信機材見直し ~③RODEのマイクを完全廃止、Shureに統一。
長きにわたった弾き語り用配信機材見直しシリーズも今回が最終回。これまでの2回でボーカル用マイクの音は満足できるレベルに仕上がりました。
しかし、ギターを弾きながら歌うとボーカルの質が途端に悪くなる。もちろん弾きながら歌うのが苦手な自分のせいもありますが、どうもそれだけではないようだ。と言うことで疑ったのが、ギターに使っていたこのマイクです。(RODEさんごめんなさい。)
ギターに向けているのにボーカルを拾いまくる
ギターだけで聞くときれいに録れていたので問題なし、と判断していたのですが、このマイクが声の音質を悪化させていた犯人でした。ギターの前に立ててあるのに声まで拾ってしまっていたのです。このマイクで拾った声がかさついた音として入ってきてしまい、声の質を劣化させていました。
指向性の問題なので、本来は弾き語り用に使うようなマイクではなかったのかもしれません。単一指向性とは書いてあるんですが第1回で出てきたボーカル用マイク同様、他の音が一切入らない環境で使うマイクなのかも。
やっぱりShureが安心
このRODEのマイクを使っている以上、音質は納得できるものになりません。さらなるマイク交換は大きな出費ですが、泣く泣くこちらに交換しました。
SHURE ダイナミックマイク 楽器用 カーディオイド 付属ケーブルなし PGA81-LC 【国内正規品】
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またShure...。有名メーカーに落ち着くのは忸怩たる思いがありますが、さすがプロが現場で使うメーカー。コストパフォーマンスが非常に高いです。指向性も思った通りでボーカルをほとんど拾いません。これに換えることで、弾き語りでもやっと納得感のある音質になりました。
ちなみにギターにもEQは使わないことにしました。マイクを置く位置によって、低域を増やしたり減らしたりできて、その方がきれいな音で録音できるからです。僕のギターとこのマイクだと、オーソドックスに12フレットあたりを狙うのが一番きれいでした。アコースティックギターを録る場合、マイクをサウンドホールに近づけると低域が増すので、EQを使う前に自分の好みの音で録れるマイクの位置を探してみるとよいと思います。
出来上がった音はこんな感じ(技術ではなく音質を聞いてくださいね)。長きにわたる格闘の末、やっと自己満足のできる音質になりました。
と言うわけで、こちらが現在の我が南京復興Studioの機材になります。
ボーカルマイク
ギター用マイク
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