よたろぐ

弾き語り、おりたたみ自転車とカメラのブログ

パソコンのリカバリーとMacへの想い

我が家のパソコンが突然起動しなくなりました。何度立ち上げても青いスクリーンが出てしまい、dump memoryがどうとかこうとか言っています。ネットで調べても何のことだかよくわからない。ただ、全貌はわからないながらも結構症状としては重いもののようでOSの再インストールが必要っぽいことがわかってきました。

 

OSの再インストールなんてかなり不安ですが、現状では使えない。それならば壊してしまっても結果は変わらないということでやってみました。

 

時間はかなりかかりましたが、付属のDVDを使ってOSを再インストール→メーカーの付属ディスクでドライバのインストール→最後に自分が使っていたソフトのインストールと、午後2時から10時までかかって元の状態に復元しました。今日は幸運にも(?)イギリスは祝日。おかげで1日ですべての作業を終えることができました。

 

いまどき珍しい作業なんだとは思いますが、Windowsでは生じうる話。これがMacだったら、ウイルスにも強そうだからこんなことは起こらないだろうし、iCloud等でバックアップを取っているからトラブルがあっても不安にならずに済むのでしょう。デザインも含めてMacに惹かれてしまいそうになります。

 

でも、Macってなんだか好きになれないんですよね。Apple製品全体に言えることですが、Appleが『こうやって使いなさい。』って自分たちのやり方を押し付けてくるような印象を持ってしまうんです。音楽が聞きたいならiTuneで、バックアップはiCloudで…。よくできたシステムであることはわかるのですが、自分の所有するコンテンツは自分の好きなように管理したいと思ってしまいます。Macだとその自由がない感じ。Windowsはどう使うかをユーザーにゆだねてくれる分居心地のよいシステムなんだと思います。(XPをピークに使い勝手が悪化しているのは気になりますが。)

 

不思議なことに、これがiPhoneやiPadだと気にならない。きっとこれらが自分で管理したコンテンツを『見るだけ』のデバイスだからでしょう。見るだけなら自由は必要ない。便利さが大切。そういう意味でもAppleのシステムはよくできているんでしょう。

 

パソコンよりもスマートフォンを先に使い始める世代は『パソコンは自由なもの』と言う感覚はないんだろうなぁ。だからMacに抵抗はないだろうし、今後はWindowsもMac的な管理の仕方が主流になっていくのだと思います。その方がユーザーの安全も守られるし、ソフトの権利等も保護しやすくなるので、よい方向性なんだとは思います。

 

それでもパソコンは、みんなが自由に作ったコンテンツが飛び交う場所であってほしいなと思っちゃいます。僕にとってはパソコンはそういう道具なので。