僕なりのコンパクトなカメラシステム〜その2 RAW現像編:Lightroom CCとSnapseed
RAW現像が何なのかは詳しいサイトに譲るとして、現像は必要なのか。これは人によって違うと思います。いまのカメラは性能が良いのでjpeg撮って出しでも写りがよい、というか何ならjpeg撮って出しの方がカメラメーカーの設定で現像されるので写りが良いこともありそうです。
それならばjpegをそのまま使う方がカメラシステムとしてはシンプルなのですが、僕の場合は残念ながら現像が必要です。
まず、メインカメラのライカMモノクロームはjpegでの撮影の難易度が高いです。絞り優先モードで撮影するのですが、シャッター速度の設定が雑なのでやたら暗く撮れたり明るく撮れたりしてしまいます。これをのちのち修正しなければならないのでRAWでの撮影が必須なのです。
次にソニーRX100。このカメラはjpegの画像はきれいに写ります。でも写真の色合いが好きじゃないんですよね。彩度高めで派手な感じで…。なのでそれを修正したいと思うわけです。と言うわけでRAW撮影が必要。
最後にPentax K-70. このカメラはjpeg撮って出しでも行ける性能です。でもね、僕、結構うかつなのでホワイトバランスの切り替え忘れちゃうんですよね。晴天モードで白熱灯の部屋で撮ってしまい真っ黄色なんてことがよくあります。だから後から修正したい。結局どのカメラを使ってもあとから修正できるのは安心ってことですね。
とは言え、コンパクトなシステムが欲しいので、パソコンにデータを移して細々と修正するというのはやりたくありません。枚数が少ないのであればスマートフォンでサクッと、多くてもタブレットで必要最低限の修正をすればよいと思っています。
そのために使っているのはこれです。ライカとペンタックスのRAWフォーマットは汎用フォーマットのDNGなので無料で現像できてしまいます。モバイル用のアプリだとできることは少ないようですが僕にはこれで十分。あとから修正すると劇的に写真の雰囲気がよくなることがあるので、ぜひ試してみてください。
ちなみに、ソニーRX100のRAWファイルはソニー独自のフォーマットで、Lightroomでは月々1000円くらいのプランに入らないと現像できません。このためだけに月1000円払うのは惜しいので、使い勝手はかなり落ちますが、このアプリを使っています。まあソニーは枚数多くないからいいのかな。リコーGRならDNGが使えるのでLightroomが使える、買い換えようかな、などとは思わないのが財布のためです。
あとはスマートフォンやタブレットにどうやってデータを取り込むかですね。枚数が少ない時はこれでスマートフォンに取り込み、現像してInstagramやブログにアップすることが多いです。
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FlashAir、使い勝手はすごく良いのですが、やっぱり枚数が多いと転送速度が遅いことが気になります。転送中にカメラの電源が切れちゃうこともありますし。だから枚数が多い時はこちらで一気に転送しちゃいます。