何もないところをただ歩く
仕事で定期的にやってくるドイツの田舎町、来るたびに空港近くのホテルに泊まり3kmほど先のオフィスに通うのですが、これが意外と簡単ではありません。
空港なのでタクシーはたくさん止まっています。なのですぐに拾えるのですが、乗って行き先を告げると運転手が『近すぎる』と露骨に文句を言います。その文句の言い方がかなりきつい。
『俺はここで4時間待ってたんだ。』
『運が悪すぎる。』
僕にはなんの罪もないのですが、結構な剣幕でこういうことを言って来ます。
ただただ不快。だから会社まで歩いて行くことにしました。3kmくらいなので30分くらいで着きます。雨が降っていなければ散歩気分でいけるのですが、景色がつまらないのがまた苦痛。
なるべく綺麗な景色場所をを選んでるつもりですが、それでもこんな感じです。
実力はこんな感じ。建物の建て方、道の作り方があんまりセンスがないのでしょうか。心が踊らないのです。
唯一、幼稚園にいたこの人形たちだけがよい景色だったかな。