よたろぐ

弾き語り、おりたたみ自転車とカメラのブログ

Narrow Boatの楽しみ方

春がやってくるとこの辺りではNarrow Boatが活気づきます。みなさんお日様を楽しむためにボートを出して川をのんびりと移動していきます。そののんびりさ具合ときたらおそらく徒歩より遅いくらいです。さすがにスピードが出た時には歩くより早いですが、少し進むと必ず水面のレベルを合わせるゲートがあります。

 

こんなやつね。

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このゲートは水面の高さが異なる場合、それを移動するためのものなのですが、作業はほぼ人力で行います。船をつなぎとめて、いま来た方の水門を閉め、そのあとで行きたい方向の水門を開ける。これを全部人力でやるからやたら時間がかかる。

 

こうやってハンドルを一生懸命回すと水門が開きます。

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水が入ってきて水面の高さが一緒になる。 f:id:Yotaro:20170416222024j:image

 

よく見ると下の2枚で船の位置が変わっているのがわかると思います。船が持ち上がることで次の区画に行けるわけです。

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その度に係留しないといけないし、ハンドル重そうだし、すごく時間がかかるんだけど、この時間も含めてボートの楽しさなんでしょうね。いいなぁ、やってみたいなぁ。

 

しかしなぜ1本の川で水面の位置が違うんだろうか…。