よたろぐ

弾き語り、おりたたみ自転車とカメラのブログ

北京からの帰還

北京での仕事を終え、早朝7時に空港に着いて中国国際航空でチェックインをしようとしたところ

『予約はあるもののチケット番号が取れていません。33番のカウンターに行ってチケットの確認をしてください』

と言われました。キャセイパシフィクで北京〜香港〜ロンドンと乗り継ぐ予定だったでのですが、北京〜香港でコードシェアをしていた中国国際航空との連絡がきちんと取れていなかったようで、予約が確定していなかったようです。

 

33番のカウンターに行くと『ここではないわ。裏に行って。』と回され、そこでも再度別カウンターに回され、結局4回目の並び直しをしていると、チェックインカウンターで対応してくれた男性職員がやってきました。

『ごめんなさい。昨日は33番のカウンターだったのだけど、今日は場所が変わっていました。もう時間がないのでこちらに来てください。』

と電話中の強気っぽい若い女性職員のところに連れて行ってくれました。この時点でフライトまで1時間を切っていたので、もう無理だろうなとは思っていたのですが、案の定

『その便はもう満席です。キャセイのミスなのでキャセイもしくは代理店に連絡してください。』ときっぱり。それに対して男性職員は温和に反論をしてくれてるんですが、女性職員にビシッと言い返されてます。どうも解決のしようがなさそうだし、男性職員が気にしてくれたことで気持ちも落ち着いたのでもういいよ、と彼に言ったところ『もう少しだけ待ってください。』とのこと。

 

状況がわからないまま、その女性職員を観察していると、受話器2つを両耳に当てたりしながら色々な人と強気に話しまくっています。その間、僕の周りには待ちきれない客がやって来て、その女性職員に話しかけたりしているのですが、彼女はそれもさばきながら電話を続けています。

 

待つこと20分。突然

『今すぐ香港〜ロンドン便のチェックイン(こちらはオンラインでチョックイン済みでした。)をキャンセルして。そうしたら北京〜ロンドン直行便を用意するわ!』

と。全然経緯がわからないのですが、彼女が頑張ってくれたおかげで予定の日にロンドンに戻ることができました。愛想が良くなくて怒っている感じに見えてしまうので伝わりにくかったのですが、すごく親身になってくれていたようです。ありがとう、中国国際航空。