イギリスの郊外での暮らしと旅日記

ロンドンの南西 Guildfordという町で暮らしています。イギリスの暮らしと、旅(主に出張)、お酒と音楽の話を、あてどなく綴ります。

この家の借主を探しています。

日本とイギリスの不動産賃貸で一番感じる違いは、賃貸中の物件を当たり前に見に行けることです。例えば、僕のいまの家の契約は12月15日で切れるのですが、大家さんとしてはそのあとすぐに次の借り手に貸したい。だからいま興味のある人に見せる必要があるわけです。

 

僕が住んでいることなんか関係なく、不動産屋は家を見せに来ます。一応電話はして来ますが、『いない』と言えば勝手に入るし、いると言えば時間を指定して来てこちらの都合はほとんど聞いてくれません。まあ僕もそうやって見に行っているのでよいのですが。

 

今日は16時半に不動産屋が見学者を連れてくることになっていました。16時20分くらいに家のドアがノックされます。ドアを開けるとそこには小柄な内気そうな女性が立っていました。

 

『わたし、ジョアンナ。あなたエージェントの人?』

 

思い切り普段着なのに…。まだ不動産屋が来ていないことを告げると、中に入って見たいと主張するので入れてあげることにしました。不動産屋でもないのに中の設備等を説明していると

 

『ベッドは置いて行ってくれるの?』と。

 

これもイギリスの特徴です。家具を置いてある家(furnished)とそうでない家(unfurnished)があるんです。家具無しの家が大半を占めているのですが、結構家具付きの家を探している人もいます。あんまりみんな古いものを使うことに抵抗はないのかもしれないですね。家自体も古いし。

 

僕の次の家は、大家さんがベッドを1つ置いて行ってくれるとのことだったので、自分で使っている大きいベッドはあげることにしました。もう1つ客間にあるシングルベッドは持って行こうかとも思ったのですが、ジョアンナが欲しがったのでこれもあげるよ、と言いました。引越しは自分でしてみようと思っているのでベッドは邪魔なのと、今後複数のお客さんが来ることを考えると、ベッドではない寝る方法を考えた方がいいのかなと思ったので願ったり叶ったり。ジョアンナはこの家を気に入っていたようなので決まってくれることを願うばかりです。

 

不思議だったのはジョアンナが1人で来ていること。1人で住むには大きすぎると思うんですよね、この家。そう思っていると不動産屋がやって来て、ジョアンナと何やら話をし、彼女は帰って行きました。そして入れ替わりに2人の子供(推定3歳と7歳)を連れたおっさんが登場。おっさんも『気に入った』を連呼して去って行きました。

 

どうもジョアンナとおっさんは他人っぽい。でもルームシェアをするつもりのようで…。そうなるとこの家は子供連れには小さすぎる気も…。いろいろな謎を残したまま、今日の内見は終了しました。いったいどんな人が借りることになるのか、ちょっと楽しみです。