イギリスの郊外での暮らしと旅日記

ロンドンの南西 Shalfordという村で暮らしています。イギリスの暮らしと、旅(主に出張)、お酒と音楽の話を、あてどなく綴ります。

出張用ミニギター 豆鉄 by 彩雲弦楽器工房がやって来た

出張が多い。これは苦痛です。この苦痛を楽しみに変えるために何をするか?それを考えて出した2つの答え。

 

  1. その土地の写真を撮ったら楽しいんじゃないか。
  2. その土地でギターを弾いたら楽しいんじゃないか。

 

このうち1番については、詐欺に遭って無駄銭を払った挙句、やっと購入したライカMモノクロームのセンサーが剥がれており修理に出したところ、2ヶ月半で終わると言われた修理が5ヶ月くらいかかることになってまだその答えにたどり着いてはいないのですが、2番については滞りなくたどり着きました。いま、僕の目の前には出張用として理想的なギターが置いてあります。

 

ギターを選ぶ上ではいろんな基準があると思いますが出張先に持って行く上で問題になるのは大きさ。飛行機では預けたくありません。スーツケース投げてるからね、空港職員。ギターを投げられたら一巻の終わりなので、とにかく持ち込みたい。しかし、ギターは細長い楽器なので、絶対に手荷物の大きさの範囲におさまりません。だからできる限り小さくしてどさくさに紛れて持ち込む。これしか手はありません。

 

航空会社によって楽器に対する優しさは結構違います。JALは優しい印象で、早めに搭乗させて、置き場所を確保してくれたりします。BAはあんまり気にしない。咎めはしないけど、特別扱いもしないから、普通に収納してねというスタンス。ANAは持ち込みを拒否しようとすることが多いです。

 

結局、楽器に対する規定は明確にあるわけではないということです。ならば、なるべく小さいギターで押し切って持ち込むと言う結論になりました。

 

というわけでミニギターで検索開始です。検索するとはじめに出てくるのはLittle MartinかBaby Tayler。しかしこれらは大きすぎます。たまに空港で持ち歩いている人を見かけますが、かなり目立つ。これではどさくさに紛れるのは難しいし、そもそもマーチンやテイラーと言ったメーカーにはあまり魅力を感じないので却下。さらに小さくとなるとヤマハを中心としたギタレレ群にたどり着くのですが、3度上のチューニングが使いにくそうなのと、あんまり一生懸命作り込んでいる感じがしないのでやっぱり却下。

 

このような経緯を経て、オーダーメイドも含めて探し続け、たどり着いたのが彩雲弦楽器工房 http://www.saiun-koubou.com/ です。山形の工房で、ウクレレも作っています。この工房の豆鉄というモデルがとても小さい。デザインもかわいい。そして過去にこのサイズのギターを作った実績も結構ありそう。と言うわけでオーダーしてみました。

 

できあがった豆鉄がこちら。

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全長75cm、かなり短くこれなら空港でも目立たないと思います。飛行機に持ち込むぞ、と言う意気込みを示すために12フレットのインレイは飛行機のデザインにしてもらいました。こう言う遊びができるのもオーダーのいいところですね。

 

こんなに小さいのに音はしっかりしています。

 

アルペジオだとこんな感じ。

 

ストロークはこんな感じ。もちろん普通のサイズのギターのような鳴り方はしませんが、独特の音で可愛いです。

 

 (LINE6 SONIC PORT VXを使ってiPhone6で録音)

 

しかもスケールが短いはずなのに弾きにくさがない。おそらくネックを十分な太さにしているからだと思います。あと、木材がしっかりしているために握りやすいのも弾きやすさにつながっていそうです。木の材質は弾きやすさに関係ないのかな、と思っていたのですが結構大切なよう。

 

これから色々なところに連れて行くのが楽しみです。