イギリスの郊外での暮らしと旅日記

ロンドンの南西 Guildfordという町で暮らしています。イギリスの暮らしと、旅(主に出張)、お酒と音楽の話を、あてどなく綴ります。

台湾式茶道で台湾紅茶に挑戦

イギリスは紅茶の国と思われていますが、実際はコーヒーの国と化してしまっています。ドイツを筆頭に、いまヨーロッパではコーヒーマシンが市場を席巻していて、みんなコーヒーを好む傾向があるようです。機械で簡単に本格的なコーヒーが飲めるのが良いのかな、と個人的には思っていますが、このせいなのかイギリスでおいしい紅茶を見つけるのは結構難しいです。割とちゃんとしたホテルのアフターヌーンティーでもトワイニングのティーバッグとお湯が出てきて、がっかりしたことが何度かありました。老舗の茶葉屋さんなども結構あるのかと思っていましたが、チェーンのおしゃれなお店しかありません。こういうお店は、フレーバーティーみたいなお茶にこだわっているようで、普通の紅茶の種類は多くはないです。

 

これに対して、台湾は烏龍茶中心ですが老舗の茶葉屋さんがたくさんあります。しかも試飲ができることが多いので、茶葉選びが楽しい。お茶を楽しむなら台湾式の方が面白いかも、と思い、今回台湾でお茶のセットと烏龍茶・台湾紅茶を買って帰ってきました。

 

まずは茶器のご紹介。陸羽と言う会社のもので、入門用の3,000円くらいのセットです。この陸羽は台湾で唯一、茶道の学校を持っている会社なので作りがきちんとしているそうです。確かに使ってみると注いだ後の液垂れがないので、値段の割に品質は良いと思います。今回はお茶の色が楽しめるのでガラスのものを選びました。

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箱にビシッと詰まっているので、スーツケースに入れて預けても割れる心配は無さそうです。安心して持って帰ってこれました。

 

台湾のお茶は、少量ずついれます。だから茶器が小さくて可愛いです。また、急須から直接湯飲みに注ぎません。だから最低限こんなセットを使うことになります。

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奥に見えるのが急須です。ここでいれたお茶を手前の容器に移します。だから濃くならずにゆっくり飲めるわけですね。湯呑みはおちょこサイズ。日本酒飲むのにも使えそうです。

 

これが台湾紅茶。おしゃれさのかけらもないですね。でもこれがすごくおいしいんです。

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まずはすべての茶器に熱湯を注いで温めます。台湾のお茶はとにかく温度を上げていれることが大事です。

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温まったら茶葉を入れましょう。急須の底が隠れるくらいでいいそうです。ちょっと量が多いように見えますが、台湾の紅茶は普通のものと違って葉っぱを砕いていません。だから結構隙間があって、実際に使う量は日本茶よりずっと少ないです。

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熱湯を注ぎます。最後の1滴が大切なので、最後まで注ぎ切りましょう。

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とても綺麗な色ですね。香りも味もすごく甘いです。日本やイギリスで見つけるのは難しいレベルだと思います。だまされたと思って是非試してみてください。

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ちなみに台湾のお茶は7回くらいいれられます。1回ごとに急須のフタを開けておきましょう。飲み終わったらここに熱湯を注ぎ、同じ手順でいれます。お客さんが来た時なんかは、何度もお茶をいれながらゆっくり話ができます。お茶菓子でも用意しておけばすごく優雅なおもてなしができますね。いまのところこの辺に友達はいませんが…。

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