馬にバカにされ続ける日々
イギリスにいる間は週に1度乗馬教室に通っています。
馬は人を見るといいますが、ここの馬たちは実に見る目がある。僕のことを初心者と見抜ききっちりバカにしてきます。いつも乗せてくれる初心者に慣れているJB(←これ名前)は、歩くよう指示をしてもすぐ止まってしまいます。少し怖がっているのがばれているのか、なかなかスピードを上げてくれません。ちょっと強めに蹴っても知らん顔でペースを変えない。
この状況を変えるべく今日も練習に向かったところ、JBが見当たりません
『今日JBは輸送中に渋滞にはまっちゃって間に合わなかったの。こっちの子でお散歩しましょう』
と、先生。
大きな芦毛馬を紹介されました。この芦毛馬、先生が少しいなくなった間に顔を近づけてきました。可愛いな、友好的だな、と思って撫でていると、フンを大量に放出…。こんな高度に人のこと小馬鹿にできるのね…。
で、柵の中でのレッスンをお願いしたところ
『この子は柵の中で競技用障害とかを見ると走っちゃうのよ。良いジャンパーだし。』
とのこと。
結構です。のんびりお散歩しましょう、ということで丘を歩きました。JBと違ってこの子は何の指示をしなくても歩いて行ってしまいます。たぶん指示出したら走っちゃうな。そしてたまに『ぶるる〜』とか言いながら突然違う方向に行こうとします。それでも止まれといえば止まってくれるからいい子なんですがね。JBの素晴らしさをあらためて知りました。
来週はまたJBと駆け足の練習ができるといいなぁ。