よたろぐ

弾き語り、おりたたみ自転車とカメラのブログ

よい音楽がどういうものかを考えてみる

音楽が好きな人と話すときに細かな音楽理論を聞かされることがあります。『このコード進行は独特だからすごい』とか『この歌手の声域は○○オクターブだから素晴らしい』とかそんな感じの話です。理屈としては理解できるのですが、こういったことを理由にその音楽を本当に好きになれるのか?僕にはよくわかりません。

 

例えばこの間、街で見つけたこのバンド。

 

 

技術論で言えば全然うまく無いです。でもすごく楽しそうだった。だから聴いている方も楽しくて、隣にいた見ず知らずのおっさんと一緒に手拍子で盛り上がりました。理由はよくわからないけど、よい音楽には人の感情を揺さぶる要素があるのだと思います。それは技術や理論だけでは説明ができないもので、それよりも『いいな』とか『感動するな』『好きだ』といった感情が揺さぶられることの方が大切なんだろうと思います。

 

そんな音楽ができるようになりたいなあ。