イギリスの郊外での暮らしと旅日記

ロンドンの南西 Shalfordという村で暮らしています。イギリスの暮らしと、旅(主に出張)、お酒と音楽の話を、あてどなく綴ります。

フォークギターとクラシックギターの違いとは~玉置的観点を添えて

こんな僕でも『弾き語りをするのにどんなギターを買えばいいですか?』と言う相談を受けることがあります。なので少しアコースティックギターについて書いてみましょう。

 

これが我が家にあるメインのアコースティックギターです。左がK.Archeryと言うフォークギター。右が中出輝明さんと言う方が作ったクラシックギターです。

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弾き語りにどっちが向いているかと言うと左のフォークギターです。なぜフォークギターが向いているのか?フォークギターが弾き語り用に作られているからなんですが、そう言ってしまうと話が終わってしまうので理由を見ていきましょう。

 

フォークとクラシックの違い。一番の違いは弦です。フォークギターは鉄の弦を、クラシックギターはナイロンの弦(1~3弦)を使っていて、音色にかなり差があります。端的に言うと、ナイロン弦の方が太く丸みのある音が出ます。そのため、弦1本の音色だけで言えばクラシックギターの方がきれいです。(もちろん個人の好みはあるけれど)

 

ただ、太い音は和音を混ぜるのが難しい。太い音を複数鳴らすと音の濁りにつながってしまいます。そのためストローク(じゃらーんっていっぺんに弾く弾き方)をすると音が汚くなってしまいます。また、ナイロン弦は張りが柔らかいのでピックで弾いてしまうといい音が出ません。だからストロークには強く張られているフォークギターの鉄弦の方が向いているわけです。弾き語りはストロークすることも多いので、フォークギターの方が向いていますね。

 

また、クラシックギターはネックが太いです。フォークギターと比べると驚くくらい太く、コードが抑えにくいです。いくつかのコードは親指で6弦を抑える必要があるのですが、クラシックギターだと指が届きません。

 

さらに、フォークギターは5フレット・7フレット・9フレット・12フレットなどに目印のマークが入っています。これに対してクラシックギターには目印がありません。そのため、6フレットを弾くコードが急に出てきてもどこが6フレットかわかりません。

 

なので、弾き語りをする場合、家にお古のクラシックギターがあると言う場合でなければ、フォークギターを買ってください。

 

あなたがこの人のファンでなければ。

 

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そう、クラシックギターで弾き語りをする意義はあるんです。なぜなら玉置さんが使っているから。玉置さんはフラメンコギターを弾いているので、厳密にはクラシックギターではないのですが、ほぼつくりは一緒です。前出の中出輝明ギターは、玉置さんへの憧れだけで我が家へやってまいりました。弾きにくい・弾ける曲が限られると言う弱点はありますが、はまる曲はとてもいい感じに仕上がります。玉置ファンはクラシック・フラメンコギターを買うのもありだと思います。

 

こんな風に歌えたら素敵じゃない??

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ちなみに、フォークギターを買うならK.Archeryが信じられない鳴り方をするのでおすすめなのですが、いま、僕が買った時の2倍くらいの値段になってしまっているので、これから始める人には高すぎると思います。なので個人的にはHeadwayのギターがおすすめです。国産でとてもしっかりしたつくりのギターなので、一度試してみてください。