イギリスの郊外での暮らしと旅日記

ロンドンの南西 Shalfordという村で暮らしています。イギリスの暮らしと、旅(主に出張)、お酒と音楽の話を、あてどなく綴ります。

ゼンハイザーIE800とCampfireaudio Lyraの比較

以前の記事で出張用にヘッドフォンを購入した話を書きました。これ↓

yotaro.hatenadiary.jp

 

日本の自作ケーブル屋さんでケーブルを製作してもらい、音自体は素晴らしいレベルになりました。ただ、何度か出張で使用した結果、結論としては『ヘッドホンは飛行機には向かない』と言うことに相成りました。

まっすぐ座っている間はいいのだけど、少しでも首を動かすとヘッドホンが座席に当たり不愉快な思いをします。痛いし、ガサガサいうし。これが飛行機にヘッドホンが向かない1つ目の理由です。よくノイズキャンセリングヘッドフォンをしている人を見かけていますが、どうやって使いこなしているんだろう。

もう1つは大きさ。やっぱり出張のカバンの中身は減らしたい。既に色々なものを入れてしまっているので、なるべく小さいものでそろえたいと言うのが本音。Momentumはたためると言っても結構大きいので、この点もネックになりました。

 

と言うわけでイヤホンに回帰してきたわけです。

もともとSennheiserのIE800と言うイヤホンを使っていました。このイヤホン音質は素晴らしいです。オーケストラなんかを聞いていると音が立体的に混ざって聞こえてくるので、ホールで聞いているような臨場感が出ます。僕が今まで聞いた中では間違いなく最高のイヤホンですね。

 

動かなければ.…。

 

そう、欠点もあるのです。まず、僕にはイヤーピースが合いません。動くとすぐゆるくなってきて落ちてしまいます。その上、少しでもケーブルに触れるとものすごいノイズが鳴ります。また、ケーブルが短いのも厳しい。腰の位置までしかケーブルが届かないのでプレーヤーをカバンに入れて使うと言うこともできません。腰のベルトにポーチをひっかけ(プレーヤーがでかいのでポケットに入らない。結果おじさん丸出しの携帯ケースみたいなものが必要になってしまいます…)持ち運べるようにしたり、短いケーブルを無理やりシュア掛けしてノイズを消す努力もしていたのですが、結局外れてしまう問題が解決できず、動く場所での使用頻度が減ってしまっていました。

 

そこで香港で買ってみたのがCampfireaudioのLyra.

 f:id:Yotaro:20160928133154j:image

(左がIE800, 右がLyra)

 

このLyraであれば耳にひっかけるデザインなので外れにくい。ケーブルも長いのでカバンに入る。香港で半額以下になっていたので価格的には納得感があると言うことで購入しました。イヤホンブームの昨今、様々なイヤホンが出ている中なぜこれを選んだかと言うと、IE800と同じダイナミック型だからです。いまはBA型と言うのが人気のようですが、聞いてみた感じ高音がきつくて聞いてて楽しくないなぁ、と言う感じでした。よいものもあるのでしょうけど、レビューを見ていると音の『分離感』だとか『解像度』だとか書いてあり、自分でレコーディングする時に音の『一体感』を出すのに苦労する身としては、なんだか違和感を覚えてしまいます。音は雰囲気で聞くものだと勝手に思っているので、ちょっと今のトレンドには乗れなさそうです。で、ダイナミック型のLyraを選択。

 

で、このLyraですがIE800と比べると音質は劣ります。立体感が少ない感じがします。おそらく厚めの低音がのっぺりとした感じを生んでしまっているのだと思います。ただ、決して音が悪いわけではなくIE800がよすぎると言うだけですね。これしか聞いたことがなければ非常に良い音だと思います。

 

そして何より動ける。これが大きいです。普通に歩きながら聞けると言うのがこんなに気分の良いものかと言う感じです。その意味でIE800とは全く別の存在意義があります。イヤホンなんて大きいものではないので2本持ち歩いても問題ないですし、座って仕事しているときはIE800, 移動中はLyraと言う使い分けにできそうです。

 

ネットの記事などを見ているとイヤホンを音質で使い分けることがあるようですが、僕の場合は動くか動かないかで使い分けることになりそうです。