観光と信仰が共存している龍山寺@台湾
アジアツアーも終わり、これから台湾⇒香港⇒イギリスと計17時間の帰途に就くわけですが、飛行機の前に時間があったので龍山寺と言うところに行ってきました。
お寺自体は小さいお寺なので、20分もあれば見られます。
彫刻が細かくて見ごたえのあるお寺です。
一番印象的なのは、観光のお寺ではなくて今も信仰が生きているということ。お経がずっと流れているし熱心にお祈りをする人もたくさんいます。何かお経の書いた本のようなものもあって、念じている人もいます。
お供え物なんかもふんだんにありました。
お経が流れているので仏教のお寺なんだと思いましたが、Wikipediaによると『本尊は観世音菩薩であるが、現在では道教や儒教など様々な宗教と習合しており、孔子や関帝(関羽、三国志で知られる)、媽祖など、祀られている神は大小合わせて100以上に及ぶ。』のだそうです。
お祈りしている人が多いのに、神々しさを感じなかったのはこの辺にもあるのかもしれません。きれいに色づけされた謎の像がたくさんありました。そのどれもが神様っぽいのですが、仏像ではなく人の形をしていたので、日本人にはご利益を感じにくいのかもしれませんね。
それでも台湾の伝統的な信仰を感じるには良いところですし、建物自体もきれいなので行く価値ありです。
帰り道はお寺の周囲を散歩して、安定の迷子になり、そこにあったお茶屋さんにお邪魔して、ウーロン茶を買いました。試飲させてもらったので納得の買い物。暑い中飲むお茶もよいものです。
では、これから桃園空港に向かい、時間をつぶしてイギリスへ帰ります...